211復活計画 排気&燃料系篇
2009年 04月 28日いつも無料で溶接してくれて申し訳無い限りであります(~_~;)
チャンバー本体にも小穴が開いていたのも頼んでいたのですが、チャンバーの鉄板自体が薄くて溶接するのが難しいようです。
仕方なくそのまま取り付けましたが、取り付け穴が溶接修理後にズレてしまったのでステンレスの針金で留めて固定するとします。チャンバーを取り付けてエンジン始動しますが、吹け上がりがとっても悪いです
前々から気になっていた燃料系統を疑わしいと判断します。
乗っていて調子悪くなるとキャヴにゴミが入っている事が多く、その都度掃除していました。
今回はゴミの発生源と思われる燃料タンクの清掃をしてやる事にします。
南海部品でタンクの錆取り液を買ってきて使いました。
この液は中性で薄めて使うものです。
写真のは使用した後の錆取り液ですが、何度も使えるそうで汚れの少ない上澄みだけ保管しましたがそれでもこの濁り具合です。
タンクから燃料を抜き取りますが、この時点で既に凄いゴミや錆が出てきます。笑
外したコックにもかなり体積していて、これでは絶対にうまく燃料は流れないですね。
ハイスーパーは燃料タンクがH型になっていて外すのが面倒臭いので今回は取り付けたままで作業します。
錆取り液はお湯に薄めて使うと良く効くとお店の人も云っていたので焼酎の湯割りの如くお湯で薄めてハイスーパーのタンクに入れます。
5日間放置の後、液をタンクから抜きます。
出てきた錆取り液は濁って凄い色をしていましたが、その後出て来た錆やゴミの量がハンパじゃない量です。
ストレーナ付きのジョウゴで受けましたが、これはほんの一部です。笑
タンクが空になってからも水道のホースで洗い流しますが、まだまだ信じられない程大粒のゴミや錆が出てきました。
かなりの量の水をタンクに流しては捨てる作業を繰り返して、何とかゴミが出なくなりました。
タンクの中身が乾くまで少し野外で放置してその間上がりかけていたバッテリーを充電します。
バッテリーとコックを取り付け、新しい混合燃料を入れます。
逸る気持ちを抑えつつキック始動すると元気にハイスーパーの発動機は目覚めました。
しかし吹け上がりに元気が有りません。
プラグを外して掃除してやると凄い吹け上がりに変身しました。
試運転に近所を走る事とします。
吹け上がりも引っ掛かる事無くスムーズで速度もかなりの域にまで達します。
近くの神社に藤の花棚が有るのを知って行きました。
復活したハイスーパーに藤の花は良く似合うように映りました。
旧くて手も掛かるスクーターですが、復活して走るようになると楽しいし気になるところを一つ一つ乗り越えて走らせてやる事が出来るから旧車は面白いんですよね(^^♪