旧いカワサキ乗りのKAZといいます。W2SSコマンダー、Z1-R、CS250そしてラビット、行灯カブ、四輪はラルゴとR2を饂飩王国讃岐で乗ってます。音楽も大好きです♪

by KAZ

自転車サイドカーのいただきさん

a0064474_9181333.jpg うちの近所には魚市場が有ります。
その魚市場から朝早く新鮮な魚を仕入れて、自転車の側車に乗せて行商するおばちゃん達を「いただきさん」と昔から呼んでいます。
自転車にサイドカーを付けて走る姿というのも他所ではあまり見ませんが、うちの近所では農家やお豆腐屋さん、運転免許を持たない人の運搬車両として昔から良く見ていました。

さてこの「いただきさん」ですが名前の由来を調べてみると。
 なぜ魚の行商を“いただきさん”と呼ぶのか。それを語るには、時代を650年ほど前に南北朝の争乱で敗れた後鳥羽上皇の第3皇女・糸より姫の小舟が讃岐の漁港に流れ着きました。
心やさしい漁港の人たちに励まされた姫は、この地で生きてゆくことを決心し、漁師の音吉と結婚。
苦しい生活を助けようと、姫は音吉が漁で獲ってきた魚を大きな桶を入れ、頭に乗せて売り歩いたという。頭に乗せて、つまり頭に“いただいて”売り歩くというところから“いただきさん”という呼称がついたと言われている。“いただきさん”と“さん付け”で呼ぶのは、身分の高い姫に対する尊敬の念が込められているという。

確かに「いただきさん」は女の人がやってる姿しか見ないですが、歴史に裏付けされた誇り高い生業だと感じます。
うちの近所にも毎朝「いただきさん」はやって来ます。
「いただきさん」は家角に魚を売り歩いて、その場で切り身にしたり、さばいて売るように包丁とまな板も乗せていてその包丁さばきも相当の腕前です。
自転車サイドカーは行商が終わると洗車されて近所の空き地に保管してますが一度繁々と拝見させて頂いた事も有ります。

写真の「いただきさん」は岡山へ行くフェリーの中で見掛けたもので、皆客室には上がらず甲板で井戸端会議をしていました。
岡山方面にも足を伸ばしているのは初めて見掛けて思わずシャッターを下ろしました。
サイドカーに載せた新鮮な魚の量は多く、前から3台目のサイドカーには物凄い高さと量の魚介類が載せてあります。
自電車も何十年使っているか解らないような年代物ばかりですが、荷物を載せての重量も相当のものでしょう。
「いただきさん」がフェリーから出て行く姿を後から見ていましたが、頼もしいペダルとハンドルさばきでこっちも心楽しくなりました。

a0064474_942373.jpg単車のサイドカーの愛好者も少なからず居ますが、自転車のサイドカーもこれから先「いただきさん」と共に生き残って欲しいものです。
単車のサイドカーは趣味性も強いかもですが、決してそれだけのものでなく生活の中にサイドカーが溶け込んでいるようなものになるといいなーって思います。
自分が幼稚園の頃サイドカーで迎えに来た友人のお父さんが居たように日常の風景の中にそんな乗り物が行き続ける事を望むのは自分だけでは無いと思います。

フレーフレー
いただきさん053.gif

かっせーかっせー
サイドカー乗り066.gif
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by kawasakiw2ss | 2009-09-17 09:48 | その他 | Trackback | Comments(7)
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Commented by 92xldegree at 2009-09-17 20:46
自転車の側車というのは、こっちの方では見ませんね~。
むか~し見たのは、自転車でリアカー引っ張っていたの位かな。
「いただきさん」という呼び名もすごい言われがあるんですね。
その地その地の生活文化ってすごい!
Commented by pandahime at 2009-09-17 21:05 x
私も姫ですが・・ロマンチックなはなしですね~姫は、音吉さんを、愛していたのですね
いつの時代も女は・・強いと思いました・・
Commented by KAZ at 2009-09-17 22:22 x
くにさん
自転車サイドカーですが、讃岐の呼び方は一般的に横付けと云ってます。
自転車の横に付けるからだと思いますが、このスタイルは子供の頃から良く見ました。
自分も昔この横付けに乗せて貰って楽しんでましたねー笑

pandahimeさん
ロマンチックな物語からの成り立ちに自分も感じ入りましたよ。
確かに女は強いです。笑
Commented by 岡山のB-Ⅳ at 2009-09-17 23:03 x
いただきさんの自転車は、いわゆる「実用車」と呼ばれる自転車が多いと思います。
ロッドブレーキ・BEタイヤなど普通の自転車よりも頑丈な仕様で、特に古い実用車は、風切り・ヘッドマークなど大変凝った造りが魅力です。
実用品としての魅力は、ラビットと同じものがあるように思います。
しかし、今や大手の自転車メーカーでロッドブレーキの実用車をレギュラーラインで生産しているメーカーは無くなってしまったようです。
私も、何時かは実用車を手に入れたいと思っています。
できることなら、片倉・セキネ・山口など今は無くなってしまったメーカーの実用車を、手に入れたいと思っています。
Commented by KAZ at 2009-09-17 23:31 x
 実はうちの近所に置いてるいただきさん号は新車だったんですよ。
まだこんなの売ってるのーって感じでした。笑
自転車屋さんに知り合いも居るので一度問い合わせてみたいですね。
自転車のメーカーはマルウチやツノダも有ったと思います。
Commented by Koyo at 2009-09-18 06:21 x
さすが博学のKAZさん!面白い話ですね。微かな記憶に近所の畳屋さんが自転車側車?で配達していたような?何て呼んでいたんかなぁ。私がサイドカーに乗り出して3年超になりましたが、面白くて奥深くて益々夢中です。自転車の実用車というと大八車と呼ばれていたものでしょうか?懐かしい響きですね。また飲みましょうね。
Commented by KAZ at 2009-09-18 08:03 x
 博学じゃー無いですよー笑
Koyoさんも見覚えが有るんですね。
子供の頃自転車の実用車は良く走っていました。
子供の頃三角乗りってフレームのパイプの横から足を突っ込んで斜め姿勢で乗ってたのが懐かしいです。
現代は畳屋さんは軽トラになってますが、赤帽のトラックも含めてスバルサンバーが多いですね。
うちの近所の農家の軽トラも殆どがスバルサンバーです。
是非また飲みましょう。