左手の快感
2007年 05月 16日昭和31年からこの流体式自動変速装置は採用されていて富士重工の技術の高さが窺い知れます。
今でこそオートマチックは二輪、四輪問わず一般的でありますがこの時代に早くもイージードライブに先鞭を付けていたのは特筆に価すると思います。
さて自分のラビットジュニアS-301でありますが、残念ながら富士重工の誇るトルコン車ではなくて自動遠心クラッチの3速です。
その操作は左のグリップを回してチェンジする手動チェンジです。
クラッチは自動遠心式なので一速に入れるのにはクラッチを握る必要はありません。
発進はクラッチミートせずにアクセルオンでそのまま走り出せます。
次に二速にチェンジするのに初めてクラッチを握ります。
そのクラッチ操作と変速の操作を左手でまとめて行います。
この操作がまた楽しくも難しいんですよね(^^♪
写真で見て解るように一速と二速の狭いリーチの間にニュートラルが有ります。
変速時に一速は手前にグリップを回します。
二速はクラッチを握ってその反対にグリップを回すんですが、ニュートラルを飛び越して二速にきちんと入れるのがなかなかなコツが要ります。
失敗してニュートラルに入ったりギヤ抜けしたりすると前に進まないばかりかガリガリして気分も悪いものです(+_+)
しかしこのシフト操作が上手く決まると楽しく気分もいいものであります(^.^)
次の三速は行き止まりなのでカチッと決まるんですよね。
このラビットの左手の操作がこの車の大きな魅力なんですよねー笑
乗りこなす快感というか現代のイージーなスクーターには無い味であって、スーパーフローシリーズのトルコン車には無い魅力なんですよね。
クラッチは半クラにする事によって発進時や加速時にモアパワーを伝達出来るようになります。
単車は乗りこなす楽しみもその魅力ですが、W2SSの右シフトチェンジにもそれに似た魅力が有りますね。
この左手の操作ってかなり楽しくてラビットに乗るのは便利なだけじゃなくてとっても面白いものなのでありました(^_^)v
でもややこしそうだな~。
やっぱし外車は反対なのが多いようですねー(*^_^*)
ラビットのはギヤさえ決まればそんなにややこしくは無いですよー。
しかしそんな複雑なメカニズムがいまだに壊れずに現役で動いているのがすごいですね! さすが富士重工、耐久性も高い技術があってこそ
ですよね!
クラッチのレバーは真っ直ぐ伸びてますが握り難さは無くて、しかもとっても軽いんですよ。
写真では半分しか見えないですがグリップにはラビットマークが入っててまた可愛いんですよ(^.^)
ラビットに乗り始めて3年になろうとしていますが、トラブルも少なく耐久性の高さには敬服しますね。
そんな光景は滅多に無いかもです。笑
ラビットマークですが車体のいたる所に有ります。
フットブレーキのペダルのラバーにも付いててブレーキ踏むのが可哀想です(~_~;)
シフトは慣れたら大丈夫ですよ。
カチッと決まったらもう快感です。笑
LTDもかなり楽しい単車ですよ。
旧い車には独特の操作が付いてるものがあります。
現代車から見たらイージーさに欠けるとこなんでしょうが、そこが乗ってて楽しいものです。
左手の操作を今日も楽しみますねー
前に進まなくてイライラしたり、とっても調子がよくてルンルン気分だったり(笑
KAZさん楽しそうですよ(`・ω・´)
現代の車社会の中に走ってるラビットは癒しにも匹敵します。
勿論自分自身にですが、それを見てる人達の中にもほんわり癒されてる人も居るかも知れないです。
ホンとにたまに調子悪くなっても直してやって調子が戻ると楽しさ倍増です(^_^)v
でもB型人間の自分がガサツに操作した時のみギヤ抜けするんで他の人やラビット乗りの方には違うと云われるかもです。
でも本当にラビット乗ってて楽しいんですよー。
誰かラビット乗り始めないかなー笑
乗り方は習うより慣れろといった感じですがトルコン車なら気負い無く乗れるんじゃ無いですかね。
でもマニュアル車も簡単なんですよー(また云ってる)
拙いブログではありますが気軽に遊びに来て下さいねー。
ラビットスクーターは日本で最初のスクーターで現在の富士重工が昭和22年から作り始められて、昭和43年にその幕を閉じました。
今も売ってますが中古ですよね。
自分のは20年間放置していた物を頂きました。
もしかしてラビット欲しいのかな?
自分ペースで内容も拙いですが、気軽にコメントしてやって下さいね。
ラビットですが、スーパーフローという自動変速なのも有りますよ。
これなら現代のスクーターとほぼ同じ感覚で走れるのでこれがお勧めですね。
女の子のラビット乗りは結構居るみたいですよ。