スマートディオ AF56修理完了
2018年 02月 09日セルもキックも復活しますが、肝心のエンヂン始動が叶いません。
以前トゥディの修理でCDI不良をショップで解明出来た事が有ったので、今回はショップに持ち込みました。
原因はキャヴの詰まりだったようで、前後連動ブレーキの固着も併せて修理して頂きました。
ショップの人にリヤタイヤがツルツルですよーと云われましたが、タイヤはバッテリーと一緒にDUROタイヤを前後で講入していたので、自分で交換です。
先ずはマフラーを外して、リヤホイールを外します。
新しいタイヤを入れて行きます。
古いタイヤは硬化していますが、新しいタイヤは柔らかくゴムの匂いも新鮮です。
コンプレッサーでエアを張ってやり、バンバンとビードが上がってタイヤ交換は出来上がりです。
車体に組み付けてやり、フロントも交換と思いましたが、まだ溝も残っているようなので、次回までタイヤはうちで保管して置く事にしました。
このDUROタイヤは一本1750円でバッテリーは2380円でした。
さて次は喧しい排気音をどうにかしましょう。
以前にも2サイクルのライブディオZXを預かってマフラーパテで修理しましたが、排気圧の高いエキパイ部分はパテが吹き飛んでしまい失敗した事が有ります。
友人の鉄工所にマフラーを持ち込んで溶接を頼んでみましたが、痛みが酷いので溶接は出来ないようです。
マフラー交換も考えましたが、純正は高価で、中古はまたいつ破れるか解りません。
2サイクルディオは純正に似せて作った社外品を取り付けてやりましたが、このスマートディオにはそれが有りません。
適当な金属板を帯状に切って、穴の部分に巻き付けます。
巻き付けたら、ステンレスの針金で固定します。
これが破れたら、その時はマフラー交換ですね。
車体に組み付けて、排気音の確認をしましたが、完璧とは行かないまでもかなり静かになりました。
これでスマートディオの修理は完了です。
しかし何処も彼処も修理が必要な単車でしたね。
ジョルノクレアも水冷4サイクルの先進的なエンヂンが載っていました。
がしかし、気難しいというか調子を崩すと愚図る印象でしたね。
現代のスクーターはエンヂンが直ぐに掛かって、直ぐに走り出せて、燃費も良く壊れないという三拍子揃っていれば最強なんでしょうが、なかなかそういう訳には行かないようです。
やっぱりそれなりに付き合い方と定期的なメンテナンスは必要です。
甥っ子にはこの元気に成ったディオをこれからも長く大事に乗って欲しいと思いました。
でも修理する過程は自分的にとっても楽しい時間だったのは間違い無いですね