京都鉄道博物館
2016年 06月 23日大学が大阪だったので京都は良く遊びに行きました。
大阪とは違う雰囲気で同じ関西とは思えない町並みです。
その京都に鉄道博物館がオープンしたとの話を聞いていたので、興味津々で行ってみました。
梅小路公園時代に行く機会が有りましたが、その時はカブのミーティングも兼ねていたので蒸気機関車の音を横で聴きながら、いつか行きたいと思っていた場所です。
この4月29日にオープンされたようですが、建物は真新しいの一言です。
展示車両の数も凄く、上からも眺められるように工夫が成されています。
鉄道のあゆみ、鉄道のしくみ、車両工場、鉄道の施設が解りやすく綺麗に展示されています。
当時の鉄道員が使っていた法被も展示されていて興味深く拝見させて頂きました。
色々な展示を見て、長い歴史を感じます。
それと共に時代の進化も感じました。
それは単車にも通じるような気がします。
車体やメカニズムそしてデザイン、服装に至るまで同じ匂いを感じています。
会場内は平日ながら多くの人で賑わっていました。
博物館から外に出て扇型車庫に通じる通路からは転車台に乗ったSLと車庫に居並ぶ多くの蒸気機関車が見えました。
この光景が一番見たかったような気がします。
迫力というか旧態依然というか何とも云いがたい魅力的な空間です。
傍らからは実際に蒸気機関車が走っていて、タイムスリップしたような匂いと空気を感じます。
この車輛達はどれも整備されて、動態での保存が成されているとの事でありました。
扇型車庫の中に菊の御紋の付いた車輛が有りました。
お召し列車という事で、皇室専用車両との事です。
側面には金色の鳳凰の紋章も入っており、漆黒の車体に映えていました。
数々の車輛が有りましたが、どれも綺麗に整備されていて、今にも動き出しそうでしたね。
蒸気機関車を見ているといつも目黒オートバイを連想してしまいます。
黒く長い車体に独特の排気音、性能では著せない何かを秘めた車体の中に同じ魅力を感じる気がします。
そんなSLやメグロが時代を超えて今を走り動く姿はとても魅力的で美しく感じます。
蒸気機関車のクランクの造形美は自分の好きな部分です。
昨今のフルカバードされた新幹線やフルカウルバイクの造形も進化型で美しいものです。
がしかし往年の車輛でしか出せない造形美もまた有る様に思います。
鉄道関係には詳しくない自分ですが、見るだけで魅力を感じるオーラが蒸気機関車には有りました。
今度は蒸気機関車に乗ってみたいと思いました。
またいつか訪れたい場所が一つ増えました