新旧川重製シートリペア
2016年 06月 16日雨の日も鬱陶しいですが、ジメジメと湿度の高い日も苦手です。
単車乗りにとっては不都合な時と云えるかもしれませんね。
久々にシートリペアの依頼を頂きました。
一つは御馴染みのW1SAのスプリングシート、もう一つは最新鋭のZ125のシートです。
40年以上も年代が隔たると同じメーカーながらシートの構造は全く違います。
大きさは650ccと125ccと大きく差は有るもののシートの大きさはそう変わらないです。
しかしシート自体の重量は倍以上も違います。
シルエットも全く違いますが、乗り手を支える仕事と目的自体は同じです。
W1SAのシートはフレームが持ち主の手により再塗装されて、中身と表皮のリニューアルで甦りました。
最新型Z125のシートはシルエットの変更です。
中身の削ぎ落としをして座面が前下がりからフラットな形と成りました。
人間のお尻の形は千差万別なので、シートの形がしっくりフィットしない場合も有るでしょう。
そんなニーズに対し安価で応えてくれる職人さんには感謝です。
どちらの川重車も元気に乗り手を支えて走ってくれると嬉しいですね