スプリット
2009年 03月 16日とは云ってもうちにやって来た時は既に38000キロを走っていたので、自分が乗ったのはほんの2千キロしか走っていない事になります。
乗り始めたのは半年前なのですが、近場の足はラビットも有るのでそれなりですね。
しかもこの行灯カブは1970年型なので40年近く掛かって4万キロを走った事になります。
10年で1万キロっていう事でしょうが、カブという単車の使い方からすればそんなものなのかも知れません。
自分はカブの優秀性は大いに認めるところですが、この小さな排気量の行灯カブが40年も走り続けてきた事が凄い事だと思います。
郵便屋さんも新聞配達も本屋さんもクリーニング屋さんも未だにカブを使っています。
完成された形とメカニズムには本田宗一郎さんのスピリットが注入されているに違いないと思っています。
有る日信号待ちで女子大生らしき黄色のリトルカブと並びました。
形は行灯カブと同じですが、歩んできた歴史が全く違います。
小さなヘッドライトと特徴的な行灯ランプは40年近くも様々な社会の移り変わりを見て来たんでしようね。
このメーターはシンプルで綺麗で、今の機能的なモノより好きです。
この50年の間にカブはたくさんの人の手に渡って、そしてたくさんの人の手から旅立って行ったと思います。
「ビジネスバイク」という括りにとらわれず、たくさんの人に愛され続けているカブ。
FI化も果たしたことで、これからもずっと「カブ」の名は残っていくのだと思います。
あと10年たったら電気(蓄電池)バイクになってるかもしれませんねw
インジケーターはニュートラルランプのみです。
カブに乗り始めてから街中で走るカブをじっと見るようになりました。
乗っている人も様々、カブの種類も年式も様々、エンジンの音やマフラーからの排気音&煙も様々です。
これからもずっとカブは巷を元気に走り続けて欲しいと思いますね。
エレクトリックカブになるのも近い将来だと思います(^.^)