W2SSクランクシャフト続編
2006年 01月 28日ピストンは残念ながら両方ともクランク大端トラブルの影響で傷付いています。
ストックの中古ピストンを使用する事に決定しシリンダーと組み合わせてみるとスカスカ状態に吃驚です。
この単車のピストンは自分が乗る以前からオーバーサイズピストンが組まれていたのがその時点で初めて解りました。
何故か人の乗っているWよりもキックも重たいし疑問に思っていた謎がやっと解けました。
そこでシリンダーもピストンもSTDサイズで組み上げました。
バルブも新品を持ち合わせていたのでそれを使いました。
シャフト径もごつくて直径が8ミリも有るとっても太くて時代遅れな代物です。笑
クランクと併せて時代遅れな部品構成なのでノスタルジックな独特のエンジンフィーリングになるのでしょう。
組み上がったエンジンには今回初めて高価なイリヂウムプラグを奢りました。
キックしてみるととっても軽く踏み降ろせます。
そしてスローも以前より低く安定しててイリヂウムの効果でしょうか?
兎に角生まれ変わったエンジンに吃驚です。
乗ってみるとパンチの加わったパワー感の違いと振動の少ないスムース感が感じられました。
メーター読み10万キロ手前での出来事だったんですが、もしかしたらもう既に一回りしていたのかも...?
しかし今回の事で自分の単車の構成部品、しかもエンジン内部の部品を見て手に触る経験をしたと言うことででますます愛着が湧いたのは言うまでも有りません。
単車は古くても長く乗ってやりたいものです。